スギ花粉アレルギーになったら

スギ花粉アレルギーになったら

春先に飛び、比較的多くの方がアレルギーをもっているのがスギ花粉です。
これに反応すると鼻水やくしゃみがつらいといった症状のほか、目のかゆみを訴える方もよくおられます。
これらはアレルギーの症状となり、アレルゲンを避けるといった対応が有効なのですが、花粉は非常に小さく、空気中を漂っているため、スギ花粉が多く飛んでいる時期は室内にいてもアレルギー症状が出ることもよくあります。
この症状をなんとかしたいときは耳鼻科や内科などを受診するといいでしょう。
そちらに行けば症状を抑える薬を処方してもらえます。

スギ花粉アレルギー自体を治すといった薬ではありませんが、その薬を使っている間はアレルギーの症状が抑えられ、つらい鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状があまり気にならなくなります。
花粉症を治す薬にはならないのですが、スギ花粉が多く飛ぶのは2~3か月ほどとなり、その間だけ薬を使っていればやがてアレルゲンがなくなるため、薬がなくても症状に悩まされなくなりますよ。
このような対応が一般的ですから、スギ花粉が飛んでいる時期にアレルギーが出たときは、耳鼻科や内科など利用するといいでしょう。

耳鼻科を利用するメリット

内科でも花粉症の診察はできるのですが、これらアレルギーの症状は耳鼻科に行くという方も多いですよね。
こちらを選ぶメリットは何かというと、鼻の状態をより詳しく診察できることです。
スギ花粉アレルギーが出ているときは鼻に症状が出ていることも多いですが、そのときの鼻の状態をより詳しく診察し、これがアレルギーの症状なのか、それとも別の症状なのか、耳鼻科ならより正確な診断が可能です。
さらに耳鼻科では鼻水を使った簡易検査なども実施でき、その鼻水がアレルギーによるものなのかを調べるといった対応も可能です。
このように本当にアレルギーかどうかをしっかり診断できるのが耳鼻科を利用するメリットとなります。

内科と耳鼻科はどっちがいい?

メリットを確認すると耳鼻科の方がいいと思うかもしれません。
実際にその症状をより正確に診断してもらいたいなら耳鼻科の方がややおすすめとなりますが、内科でもスギ花粉アレルギーの診察は可能です。
こちらでも診察を行って本当にアレルギーかどうかを調べられますし、血液を使ったアレルギー検査ができる内科もあり、スギ花粉アレルギーの有無を調べられます。
内科ではこのアレルギーの対応ができないわけではありません。
また、耳鼻科は花粉症の季節は混み合いやすいため、時間短縮のために内科を利用するという方もおられます。
耳鼻科を受診するメリットは大きいですが、内科でも対応はできるため、いいと思う方を利用してください。